こんにちは。2歳の娘を育てるふじこです。
子どもが2歳になる頃から「2人目」どうするか問題が浮上してきました。
2歳になると少し子育てが楽になってきた様に感じます。
実際に周りを見渡してみると、2人目を妊娠している方もちらほらと。
実家に帰省すると「2人目はどうするの?」と母に聞かれることもあります。
しかし、私の中では一人っ子にしようと今のところ考えています。
そう決めてはいるものの決意が揺らぐことも多々あります。
ここでは心を整理するもの兼ねて一人っ子に決めている理由と一人っ子のメリット・デメリットを考えていきます。
一人っ子のメリットデメリットは?一人娘を育てる母が語ります。
わたしが考えるひとりっこのメリットは、
- 手をかけて育てられる
- 経済的な心配が少ない
- 兄弟と比べられることがない
反対に一人っ子のデメリットは
- 将来家族がいなくなる可能性がある
- かわいそうと言われる
- 競争心がなくなる
- わがままな性格になる
と、考えてます。
メリット・デメリットの前になぜ私が一人っ子にするのかを書きたいと思います
私が一人っ子にする理由
まず私が一人っ子にしようと考える理由を述べます。
つわり・新生児のお世話が恐怖
私が娘を妊娠したときひどいつわりを体験しました。
4ヶ月程は立つこともままならない状態でした。
仕事もしているのでつわりで辛い中電車に乗り、貯まっている仕事をやり遂げなければなりませんでした。
陣痛の痛みは忘れましたが、未だにつわりの辛さだけは忘れられない程辛いものでした。
あのつわりをもう一度体験すると思うと、なかなか踏み切れません。
子どもが生まれてからも初めての育児に悩みがつきませんでした。
なにより寝不足が堪えました。娘は寝ることが得意ではない赤ちゃんでした。
同じ頃に生まれた友人の子どもは新生児の頃からぐっすり眠っている赤ちゃんでした。
その話を聞いて羨ましくてたまりませんでした。(比べても意味はないのですが・・・)
近くに頼れる人がいない
娘が1歳半になった時職場復帰を果たしました。
旦那も私もどちらとも故郷は違う地域にあります。そのため近くにお迎えを気軽に頼めるような人は存在しません。
私の会社で女性が仕事を続けられている方は皆近くに祖父母が住んでいるばかりです。
今は時短で勤務していますが、小学校に上がった時に支障が出てくるのだと実感しています。
正社員で働き続ける自信がない
子どもを出産する前は、子どもが生まれても仕事を続けるのは余裕だろうと高を括っていました。
現実はそう甘くはなかったのです。
朝は早起きして子どものご飯を作り保育園へ。その後勤務。終了後保育園へ急いで迎えへ。
迎えに行った後は一息つく暇もなく夜ご飯の支度。
その後お風呂・寝かしつけと・・・。
自分の時間はほとんどないほど目まぐるしく動いています。
子どももいつまでも小さい訳ではないことは理解していますが働く母親の負担は想像以上です。
このような理由から2人目がいるとどうなるのだろうと不安が大きいです。
一人っ子のメリットは?
そこで一人っ子のメリットを考えてみました。
一人っ子のメリット①手をかけて育てられる
子どもが一人のため、手をかけて育てることができます。
その子だけを見ていられるということは大きなメリットだと感じます。
もし今妊娠すると、娘のやりたいことを優先させてあげることはかなり難しいのではないかと想像できます。
実際に上の子が赤ちゃん返りをして大変すぎるという声もよく聞きます。
今後習い事をする際にもその子のやりたいことを体験させてあげられます。
兄弟姉妹がいるとどうしてもお姉ちゃんと同じ習い事というようになってしまう確立が高いですよね。
お母さんも別々の場所に送迎するのは大きな負担になってきますから。
一人の子に愛情を持って注げることは一人っ子ならではです。
一人っ子のメリット②経済的な心配が少ない
日本で子育てをすると進学先にもよりますが一人2000万円~3000万円ほど必要になってきます。
子どもが一人増えるごとにその負担も増えていきます。
もちろん子どもがお金以上の存在であることには間違いありません。
それでもお金の問題は無視出来ませよね。
「お金なら何とかなるよ」と言われます。
何とかするのということは、結局は奥さんが働くことに繋がってきますと実感しています。
仕事に追われ、育児に追われ、大変な日々を明るく過ごせる方にはどんどん子どもを産んでほしいです。
私のように疲れるとイライラしてしまう人にはかなり厳しい生活が待ち受けているのではないかと想像します。
一人っ子のメリット③兄弟姉妹と比べられない
兄弟姉妹がいると親は口に出さなくとも子どもは比べられていると思うことも少なくないでしょう。
私はよく出来る姉がいるので、姉と比べては卑屈になっていました。
一人っ子であれば比べる対象がいないので子どもがのびのびと育ちます。
また兄弟姉妹が多い分、トラブルも多くなってしまいます。
子どもの頃は喧嘩ばかりで、家で過ごすことが辛かった時期もありました。
私はせめて家の中では安心を提供できる環境を作りたいと思っています。
兄弟姉妹がいるメリットも沢山ありますが、比べられないという点では一人っ子が最強ではないでしょうか。
一人っ子のデメリットは?
ここまで一人っ子のメリットを述べましたがデメリットはどんなことがあるのでしょうか?
私が考えるデメリットをこちらです。
一人っ子のデメリット①将来家族がいなくなる可能性がある
一人っ子で大丈夫かなと考える方の多くの悩みはこれに尽きるのではないでしょうか?
年齢順で考えると親が先に亡くなってしまう可能性が高く、子どもが一人になってしまいます。
子どもが一人になってしまうと保証人問題や頼れる人がいなく寂しい人生を送ることになってしまうのではないか、と親としては不安です。
しかし、今の日本の少子高齢化を見ていると保証人問題はサービスが発展していくことでしょう。
寂しい人生かどうかは兄弟姉妹がいても本人次第だと感じます。
私は兄弟姉妹がいても友人はあまりいないので、兄弟姉妹の有無に関わらないと実感しています。
兄弟姉妹がいない分、資産を残してあげるという考えもありだと思います。
一人っ子のデメリット②かわいそうと言われる
よく「一人っ子はかわいそう」と聞きますよね。
一人だと寂しいというイメージのためでしょうか?
子どもに向かって「一人っ子だからかわいそうだね」と実際に言ってくる人もいるようです。
「かわいそう」と言われ続けると子どもは「自分はかわいそうな存在なのだ」と勘違いすることでしょう。
私はかわいそうと言われ子どもがかわいそうな存在と勘違いすることが「かわいそう」だと強く思います。
かわいそうな存在だと思いこまないために子どもに「あなたがいてくれて本当に幸せだよ」と声掛けをしていきたいと思っています。
一人っ子のデメリット③競争心がなくなる
一人っ子は兄弟がいないため競争心がなくなると言われます。
私は三人きょうだいの真ん中です。
それはそれは大変な負けず嫌いで競争心の塊が歩いているようなものです。
しかしなぜ負けず嫌いなのかと考えると親の性格が大きいのではという考えに至りました。
私の両親はともに負けず嫌いです。
父親は子どもである私にも負けることが嫌なようです。
その性格がそのまま子どもにコピーされていってしまいました。
兄弟姉妹いても競争心がない子もいるように、性格は親の育て方次第なのだと思います。
一人っ子のデメリット④わがままになる
一人っ子の親は子どもの言う通りに聞いてしまうことが多いのかわがままになるとよく言われます。
実際にわがままな一人っ子もいるのでしょう。
親が何でもこどもの言いなりになるとわがままになるのは当然の結果ですよね。
結局はわがままになるもの親の育て次第で兄弟姉妹の関係ではないでしょう。
まとめ
一人っ子のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 手をかけて育てられる
- 経済的な心配が少ない
- 兄弟と比べられることがない
デメリット
- 将来家族がいなくなる可能性がある
- かわいそうと言われる
- 競争心がなくなる
- わがままになる
しかし、デメリットに関しては親の育て方が大きく影響してくると思います。
子どもが将来頼れるよういとこや親族とできる限り仲良くする環境を整える。
こどもに「あなたがいてくれて幸せだよ」と恥ずかしがらず伝える。
親が兄弟の代わりになり、分け与えることを学ばせる
など、親の育て方で解消されることもありますよね。
大事な事は親が一人っ子はかわいそうだと思わない事ではないでしょうか。
周りの価値観に惑わさず、楽しく一人っ子の子育てをしていきましょう。